今日の食事:
- 朝食は、ホテルでベトナムのヌードル(☆☆)
- 昼食は、ホワイトローズ(本名はNhà Hàng Bông Hồng Trắng)でホワイトローズと揚げワンタン(☆☆☆)
- 夕食は、Cobb restaurant で日本人シェフのフレンチ(☆☆☆☆☆)
ホイアンのホテルは朝食付き。と言っても大きなホテルの色々揃っているブッフェを想像してはいけない。何と言ってもココは田舎町の客室十数室のホテル。朝食会場…. ではなく、オープンスペースの食堂に行くとおばちゃん(おねえさんか)が2人 good morning。後でこの人達が部屋の掃除にやって来た。メニューは10いくつあったけど、他の客が食べているトーストとオムレツだけのテーブルを見て寂しい感じがしたので西洋風のはやめた。僕はホイアン名物のカオラウに、オバサンはエビの入ったフォーにした。どちらもなかなか美味しかった。
朝食前に洗濯物を出した。ホテルに出すと24時間かかると言うので、ホテル裏の店に出したがエラク高かった。はじめ100Kと言われてオバサンと顔を見合わせてExpensive と言ったら(英語が通じた訳ではない)、90Kに負けてくれた。でも、ホーチミンの店の3倍だ。うちのオバサンが他に行くのが面倒くさいと言うので90K払った。5時に出来上がるとの事。
旧市街に出かけた。ホイアンの旧市街のメインストリートに来て見ると、そこはモロッコのシャウエンの様だった!観光客とお土産屋しかない。ただ、昨日のナイトマーケットみたいに韓国人だらけではないようだ。どっちかというとベトナム人観光客(国内旅行)と欧米人が主な様子。裏道に入るとひっそりとしたたたずまいなので、普段はもっと静かなのかもしれない。どうも昨日と今日はベトナムの祝日でどっと繰り出した感じだ。
昼ご飯は、ホイアン中どの飲食店に入ってもメニューにあるホワイトローズというホイアン名物を唯一作っている店で食べる事にした。店に入ると奥に全員赤い服を着た団体さんが大きなテーブルを囲んでいる。大皿でホワイトローズを食べているのかな?と思ったら、作っているのだった。レストランの奥が作業場になっている。赤いのは制服のようだ。ローズだからかな?
昼食後一旦ホテルに戻って夕方まで休憩。ベトナムに来て一度も熟睡していないので昼寝した。まず、どこに行っても東南アジアは騒々しい。
昼食からの帰り道で道端でフルーツを売っていたので、マンゴーと一緒にホーチミンで見て気になっていたじゃがいもそっくりのフルーツも一個買ってみた。昼寝の後で食べて見ると、何と黒糖の味と香り。でも、果肉はザラザラして果汁が豊富。とにかく、過去に食べたことのない味のフルーツだった。
夕食はホテルのすぐ近くにある少々高級なレストランで食べる事にした。ここのシェフは日本人。外が少し暗くなってきた6時頃に部屋を出る。まずは昼間見た旧市街の夜の様子を見物する事に。その前にレストランを下見して良さそうだったので7時半に予約を入れた。
その後旧市街をぐるっと回って見たが昨晩のナイトマーケットの様な団体客でごった返す感じでは無かった。とは言っても観光客が多いのはどこも一緒だ。夜の街並みをランタンが照らす光景を堪能してレストランへ向かった。
マグロのタルタルのアボガドわさびソース添え(Tuna Sashimi & avocado tartar, wasabi source)に、ムール貝のワイン蒸し(steamed mussels with white wine)を前菜にした。マグロは"ずけ"になっている。添えられたソースはアボガドをマヨネーズであえたものにわさびが効いていて今までに無い味で美味かった。ムール貝のワイン蒸しもニンニクがよく効いたスープを後ですすったほど。メインはブイヤベース。(Bouillabaisse, stewed various seafood)エビ、いか、タラ、ムール貝等の海の幸にトマトたっぷりのスープ。それにイタリアのハウスワイン白1本。これで5000円ちょっと。クオリティの高さを考えるとマレーシアでは倍払っても無理だ。
ベトナムは安くて美味しい!シェフと話が出来て、ベトナムとマレーシアの食環境について話をした。マレーシアにはマレー、インド、中華と幅は広そうに見えるが、それぞれの中身が単調。ベトナムは西洋の食文化が残っていると見えて、幅も広いし中身も濃い。このレストランは最高と思うけど、でもホイアンにはもう来ないかな?明日も食べようと思ったらお休みとの事。明日はダナンでケータリングをやっているとの事。飲食ビジネスは難しい。
今日はカラオケ大会は無さそうだった。部屋で久しぶりにゆっくり熟睡出来た。