6月25日 日曜日

朝食は軽く済ませて、日曜日は入場無料の火祭り博物館へ出かけました。館内は第二次大戦前から続く優勝作の人形達がところ狭しと並んでいます。優勝作以外はお祭りで焼かれてしまうそうです。各作品は当時の世相を反映しているようで、また政治風刺的な作品が多く目にとまります。

火祭り博物館で展示されていた人形。何と1991年の優勝作のテーマは日本。但し、女性の頭と化粧はどう見ても京劇。

火祭り博物館の後は、14日にバレンシアスタイルのパエリヤを食べたレストランでもう一度パエリヤを食べました。今度はイカ墨です。

ここでも、注文時に一悶着ありました。最初はパエリヤが出てくるまでビールを飲みながら待つ事にして、パエリヤが出たらグラスワインを頼もうと思い、ウェイトレスと話を始めたのですが、すぐに考えを変えてワイン1本を頼んでチビチビやりながら待つ事にしました。ところがこのウェイトレスくん、こちらが英語で何か言っても返す言葉はスペイン語だけ。わかった様な素振りをするので大丈夫と思ったら、グラスワインを持って来ました。結局、別の英語がわかる女性が来て注文内容を理解してもらい、やっとこワイン1本がテーブルに置かれた次第。マヨルカのばあさんと同じでした。

昼からワイン1本。
昼食は、6月14日にバレンシアスタイルのパエリヤを食べたレストランで、イカ墨パエリヤを食べた。

レストランからの帰りにCarrefour Express で食材をちょっと買い、部屋へ戻ってお昼寝。その後、フラメンコを見に専門のバルへ出かけます。日曜日は始まりの時間が早くて午後8時、7時に店が開くとの事。インターネット上の書き込みでは開場1時間前位に行かないと入れない事もあると。そこで、6時過ぎに部屋を出て、店の前に着いたのが20分頃。2番目でした。すぐにオランダ人カップルが後ろに並びます。どうやって順番を管理するのかな?と思っていましたが、店の人が出てきて並んでくださいと言って、言われたように並ぶと、皆さん次から次へおとなしく並びます。さすがヨーロッパ。

入場2番目と言う事もあり、ステージ中央の真ん前のテーブルに案内されました。特等席。そして、初めて見るフラメンコに圧倒されました。2人の歌い手の声量がすごい。手拍子の迫力もすごい。ステップから出る音だけではなく、その振動が同時にこちらの身体に伝わってくる。

女性ダンサーの動きとステップから出る音に圧倒される
迫力満点の歌い手さん
男性ダンサーの情念が凝縮されたような動きに魅了される

フラメンコの後は、そのまま部屋に戻ってシャワーを浴びてから、ビール1杯飲みながら日本のテレビ番組を見て寝ました。

使ったお金:

場所・店名品名EUR
レストランパエリヤ
ワイン
48.00
Carrefour
Express
スモークサーモン
ガスパッチョ
キウイフルーツ
8.69
Café del Duende入場料+one drink15. 00×2