6月13日 火曜日

今日はマドリードへ日帰りで出かけます。朝5時半起きして、まだ薄暗い中を遠い方の駅(Valencia Joaquín Sorolla 駅)まで歩きます。

マドリードのChamartin 駅までは5月31日に乗った運行会社とは違う運行会社OUIGO の車両に乗って行きました。2階建て車両の2階席でした。

バレンシアからマドリードへノンストップで走る高速鉄道。乗ったのは、OUIGO という航空会社で言うとLCCみたいな会社の車両。フランスのTGVを運行している会社が走らせている。

まずは地下鉄やバスに自由に乗れる1日乗車券を買うことに。これで、バス代気にせず停留所1つでもバスに乗れます。

地下鉄駅の券売機。地下鉄、バス、近郊電車のキップが買える。キップは全てICカード。一日券や回数券が入ったICカードや、持っているカードに中身の追加も出来る。

次に下の息子が大ファンのレアルマドリードのスタジアムでお土産でも買おうかと、行って見ました。

エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ。レアルマドリードの本拠地。現在工事中。
レアルマドリードのオフィシャルショップの入り口も工事中。
生まれた瞬間にレアルファンか!

次に観光客に人気のサン・ ミゲル市場に行ってみることにします。

マヨール広場。周囲を写真の建物が囲んでいる感じ。まるで巨大な宮殿の中庭のようだ。
サン・ミゲル市場。市場と言うより飲食店が集まった観光施設のようだった。
各店舗でタパスやピンチョスが買える。
市場の中はごった返している。スリに注意!自分もここでやられたのではないかと思う。

近くに王宮があるので、ちょっと歩いて行きました。

アルムデナ大聖堂。王宮の広場と向かい合っている。
王宮のアルマス広場。

そして、人生で最悪の事態に遭遇しました!

何とパスポートを盗まれました!2人分のパスポートを黒い布製のケースに入れて、たすきがけの小さなバッグに入れておいたのですが、ちょっと気が緩んでバッグが背中にあった合間に、ファスナーを開けて黒いケースだけ抜き取られました。全く気が付きませんでしたね。

20分ほど経って地下鉄の駅で気が付きましたが、後の祭り。パスポートが無いと、旅行も続けられず、スイス行きはキャンセルして、その上マレーシアにも戻れず、一旦日本に帰国するしか無い!と思いました。目の前真っ暗、頭の中真っ白です。

滞在期間が長かった事もあって、幸いにパスポートの再発行が可能となりました。日本の家族に戸籍謄本をコンビニで取ってもらい、スキャンして大使館に送ってもらいました。同時に書留で原本を大使館宛に送ってもらい、郵便局の受領証を写メってこれも大使館に送ることで、原本待たずに再発行出来ると言う事でした。

マドリードの日本大使館の方々は、親切で頼もしいですね。費用は交通費を含めクレジットカードの保険で求償できる様です。

但し、大きな問題があります。マレーシアの長期滞在ビザがパスポートと一緒に無くなってしまったので、マレーシアに帰国したら、移民局へ行って新しいパスポートに再発行してもらわないといけません。エージェントさんに頼むと2人で5万円以上かかりそうです。パスポートをバッグに入れて、前に抱えずに、歩きやすいからと背中に回していたのが、運の尽きでした。トホホ。

その後のドタバタは推して知るべしです。意気消沈してバレンシアに戻りました。

使ったお金:

場所・店名品名EUR
地下鉄1日券8.40×2
Official storeお土産32.05
駅のカフェビール
タパス2品
14.05
向かいのバービール2杯
ピンチョスx2
タパスx2
28.10