2024年8月22日 木曜日

本日の食事:

  • 朝食は、ホテル(☆☆)
  • 昼食は、マレーシア側のPadang Besarのカフェ(☆☆)
  • 夕食は、自宅(☆☆☆☆)

朝6時に起きてシャワー浴びてからオバサンが荷物作り。その間僕は紅茶を入れて飲んでる。

7時ちょい前に1階のラウンジに行きお粥とコーヒーを頂く。部屋に戻って出発準備をし、7:45過ぎに部屋を出てチェックアウト。歩いて駅まで行く。

朝のハジャイは割と静か。やっぱり田舎街かな。
切符売り場には数人並んでいるだけ。Padang Besar までの切符はすぐに買えた。
ホームにもベンチがある

8:00ちょうどに警備員が笛を吹いたら、国歌みたいなのが流れてみなさん立ち止まる。曲が終わると又笛。で動き出す。

8時過ぎには誰も並んでいない時間もある。慌てて早く来る必要がないかみ。
ちゃんと英語の表示も出るし、録音だけだが英語のアナウンスもある。マレーシアよりましかも。
列車が着くとホームを物売りのおばちゃん達が行き交う。なかなかの昭和だ!
発車のベルの代わりに大きな鐘を駅員がハンマーで叩いて鳴らし、警備員が笛を吹く。結構な騒々しさだ。これも昭和かな。
前の列車が発車したので、ホームから降りて線路を渡って歩いて4番ホームへ。そこには中国製のディーゼル機関車が。動き出す時の音で判断するとディーゼルエンジンで発電機を回してモーターで駆動するタイプの様だ。エンジン音は一定でインバーターの様な音が聞こえる。
客車のドアは走行中も開けっぱなし。走行中に子供は絶対席から離れない様に!トイレはポッチャン。やっぱり昭和だ。
客車内の様子
チケットには車両番号と座席番号が書いてあるが気にせず適当に座る。
車窓からの風景
同じ種類の樹木が並ぶ風景。果樹園の様にも見えるが。
列車は雑木林の中を進む
スピードを落としたと思ったら途中駅だった。
牛が放し飼いにされている。列車にぶつからないのだろうか。
所々にある幹線道路との踏切では速度を落として通過する。
Padang Besar 駅だが、これはタイ側の駅。
ここで降りてはいけない。次もマレーシア側の駅が終点。
マレーシア側の駅に到着。
駅ホームにタイのイミグレと税関の表示がある。
ここから駅舎に入って、最初にパスポートコントロールを通過する。

パスポートコントロールは全く混んでいない。数人並ぶ程度。妙な外国人労働者みたいなのもいないので、審査も早い。パスポートコントロールの次に税関があるが出国の為か開店休業。タイの出国を抜けると階段を登ったところがマレーシア側のパスポートコントロール。そこを抜けると税関があり、スーツケースは全部開けてチェック。500ml缶のビール4缶持っていたけどおとがめ無し。まあ何か言われたら後ろで入国審査中の妻を指差して2人分と言うつもりだったけど。

国境駅のパスポートコントロールはタイ出国もマレーシア入国もスムーズに完了。シンガポール・マレーシア間の様な大混雑・長蛇の列は全く無く平和そのもの。
一つには、イミグレが1番注意する外国人労働者が通る事は無く、現地の買い物客か観光客しか通らないので。1988年にスイスからイタリアに入った国境駅を思い出した。

陸路で国境を越える時に気をつけないといけないのが時差。タイとマレーシアでは1時間ある。

スマホをローミングしていると国境を超えたからといってキャリアを自動で切り替えてくれない。
ネットワーク選択で強制的に切り替えてもすぐにスマホの時間が切り替わらない様だ。

列車に乗り遅れるといけないので、時間帯をマニュアルでクアラルンプールにしてしのぐ。ただし国境から離れたら戻す事を忘れないように。

マレーシア側、KTM(マレーシア国鉄)の待合室。タイと違ってロクなものは無いがカフェもある。
奥の改札機にQRコードをかざしてホームに降りる。
行きにチケットを買ったバンサービスのカウンター
カフェでカレーパフとティーを頂く。
一番線はETSのホーム。写真奥がタイ方面。線路はタイに繋がっている。
12:30、2番線にこれから乗るコミューター(通勤列車型)がやって来た。12:35定刻に発車した。
列車は結構空いている。写真の車両は待合室に近いので客がいるが、先頭の方はガラガラだろう。

バタワース行きの電車は定刻の12:352発車。バタワース2つ手前のBUKIT MERTAJAM で降りて、バタワースから来るイポー行きに乗り換える予定。

定刻にBUKIT MERTAJAMに到着し、イポー行きの電車に乗り換える。電車はガラガラで到着し難なく座れた。

通勤電車型の対面式座席だ。

車両は古く縦にガタガタよく揺れる。同じ線路をETSが時速140キロで走って問題ないので、この車両特有の問題かもしれない。イポーまで1時間50分、我慢するしか無い。

イポー駅にほぼ定刻に到着。

マレーシア国鉄の自動改札をバカにしてはいけない。Padang Besar からButterworth のチケットとButterworth からIpohへのチケットを別々に買って、乗る時は前者を、降りる時は後者を使った。マレーシア国鉄の自動改札機が各チケットの履歴など管理していないだろうとタカをくくった。しかしイポー駅で後者のチケット内田スキャンしたら”This ticket is not checked in.”というエラーが出てゲートが開かなかった。駅員のお姉さんに説明して横の出口から出してもらった。