朝からトラブル発生です。今日のフライトの目的地ジュネーブ空港がストライキで滑走路閉鎖。
今朝6時過ぎに早起きしてジュネーブ行のフライトに乗る為バレンシア空港に8時過ぎに来ましたが、乗る便が3時間遅れ。その1時間ほど前に出発するスイスインターナショナルのジュネーブ行がキャンセルという異変の兆候。何でだろうと調べたら、ジュネーブ空港でストライキが行われて滑走路閉鎖との事。いつになったらスイスに着けるのか不明です。トホホです。
悪いことばかりが起こるのでもないようです。バレンシア空港のラウンジに入れました。
パスポートと一緒に一旦盗まれて、戻ってきたプライオリティパスの会員証。クレジットカードと一緒にキャンセルして再発行を受けましたが、新しいカードはまだ日本からスイスへ郵便でOn the Way。事情を説明してそのキャンセルしたカードを出したら、何故だか問題なく入れてくれました。捨てる神あれば、拾う神あり…. ですね。
そういうわけで、仕方がないのでラウンジの長椅子にひっくり返ってのんびり暇つぶしです。ワインもビールも何でもあります。そうこうしているうちに、飛行機がジュネーブ空港に着陸し始めた様です。息子に教えてもらったFlight radar 24が役立ちます。
どうも出発が30分ほど早まりそうなので、ここ(ラウンジ)で昼食を済ませる事にしました。ペーストリーやサンドイッチにコーヒーで。暖かいワンタン麺が恋しいです。Boarding Time が12:05となっていたので、12時前にラウンジを出てゲートに向かいました。
その後紆余曲折。午後1時半時点でバレンシア空港の床に座ってじっとボーディングを待っているところですが、まだ飛行機に乗れる状況にはならないようです。隣のゲートのルフトハンザの機長がドイツ語と英語でした状況説明の方が良く分かりました。朝はジュネーブ空港のストライキで滑走路閉鎖になり出発出来ず、今度はスペインの航空管制システムの不具合で飛べない状況だそうです。ゲートがコロコロ変わり、その上並んでいたゲートが他の便に割り当てられて、他へ行って待っていろ… 的な対応です。さすが、ヨーロッパ生粋の元祖LCC、Easyjet 。エアアジアの対応が凄くマトモに見えて来ますね。今日中にインターラーケンのホテルに着くのは望み薄かもしれません。カード保険の遅延保証でジュネーブ泊かもしれません。
その後ゲートがあっちこっちと変わる度に乗客は右往左往、でもやっと飛行機に乗れそうな雰囲気が。以下は保険求償用に時系列順機中でまとめたものです。
14:10過ぎにゲート6の行列が動き出し、バスで移動して飛行機へ
14時半過ぎ機内に
15時半頃にあと1時間15分くらいで出発出来るかも。但しジュネーブ空港の着陸許可による
15:45 あと40分くらいで離陸出来るというアナウンスあり
15:48 エンジンが周り始める
15:53 ドアモードをアームドに
16:00 前頃、男が一人荷物持って降りた。男を下ろす為にドアを開けた。再びドア閉める前に男の荷物が残っていないか、男が座っていたあたりの荷物入れのドアを開けて一個一個持ち主がいるか確認した。
16:09、再度ドアをを閉めた。その後機長の飛行ルート等の通常のアナウンス。
16:22 機体が動き出す。
16:35 離陸、一部の乗客が拍手。
17:00 ジュネーブに向け順調に飛行中
17:22 まだ地中海上空を飛行中、そろそろ南仏上空を通過してジュネーブ方向へ進路を取ると思う。
17:27 陸地の上空なのか、先ほどとは違って下界が厚い雲で覆われている。
17:43 雲の中に入る。ちょっと揺れる。
18:01 シートベルトサインが点灯。何とか無事にジュネーブ空港に到着するようだ。助かった。次の問題は電車の時間。まあ、なんとか今日中にノイハウスに着ける様な気がする。超楽観的かも。
いつもスイスへの出入りはチューリッヒ空港を使っています。ジュネーブ空港は初めてです。7月14日にエミレーツでマレーシアに帰る時はこのジュネーブ空港から乗るので、予行演習のつもりでしたが、とんだ予行演習になってしまいました。
荷物を受け取ったらSBB(スイス国鉄)のチケット売り場に直行です。最近は普通のキップ売り場は自動券売機に取って代わられて、スイスパス等を購入しようとすると、日本のView の窓口のようなラウンジ型の部屋に入って番号を取って待つ事になります。ハーフプライスパスとInterlaken West までの切符を買って314フラン、5万919円でした!スイスは高い!本当は、SMBC信託銀行のグローバルパスを使って外貨預金のスイスフラン口座から314フラン落とす予定でしたが、上手く認証されず、結局普通のクレジットカードで払う事になってしまいました。
ホテルとはメールでやり取り出来て、遅く着いてもドアは開いている事、いつもの部屋のキーが中にある事、そしてサンドイッチとフルーツが置いてある事が分かっているので安心です。
あとは、いつものようにベルンとシュピエーツで乗り換えて、West駅でタクシーを捕まえるだけです。EUの規定で航空会社は一人250ユーロ(フランかも)返金しないといけないようですし、SMBC信託のクレジットカードで遅延保証もあるようなので、タクシー代くらい出そうです。
列車がInterlaken West 駅に着くと、そのままタクシー乗り場に一目散。深夜にも関わらず、結構な人数の客が降りた割にはタクシーに乗る人はいないようで、すんなりと乗る事が出来ました。タクシーが動き出して、まだ駅構内を出てもいないのにメーターが上がります。ノイハウスまでタクシーに乗ったのは10年以上前で、当時の記憶で30から40フランしたような。このままだと、50は優に超えるな… と覚悟しましたが、25フランでした。
部屋はレストランのある数百年前の古い建物の2階(日本の3階)にあります。もちろんエレベーターはありません。20kg超のスーツケース2個を運び上げるのが今日最後の仕事です。
結局深夜11時過ぎにやっとの思いでホテルの部屋に入りました。宿のおばさん達のご厚意で、部屋の扉は開いていて、中に鍵が置いてある、いつもの部屋ですので。その上素晴らしく美味しいサンドイッチと赤ワインが用意されていました。今日初めてのまともな食事です。
お疲れ様でした!これを称してExhausted! って言うんですよね。
使ったお金:
場所・店名 | 品名 | CHF |
ジュネーブ駅 | 1/2 pass Geneva to West | 120 x2 37 x2 |
ベルン駅のパン屋 | プレッツェル | 8. 90 |
タクシー | West to Neuhaus | 25+5 |