通貨(金額)
ベトナムの通貨はドン(ベトナムドン VND)。1ドンが0.005円から0.006円。単純化しすると1円が200ドン。路線バスが6千ドン (6,000)、タクシーが8万ドン (80,000)、レストランで美味しいもの食べて30万ドン (300,000)、と言うような”位取りになります。
日本人は直ぐに「〇〇万円」と言うように”万”で考えますが、欧米含めて通常外国ではthousand(千)、つまり”K”が単位ですね。ベトナムでも値段表記にKを使うのが普通です。ですので、上の値段は、路線バスが6Kドン、タクシーが80Kドン、レストランで美味しいもの食べて300Kドン、と言うふうなります。日本円に換算して安いのか高いのか考えるには、Kの左側の数字に0を足して半分にするとざっくり日本円です。200Kとあったら、約1000円ですね。市内のタクシーなら高いですが、レストランで寿司とビールなら安い。
洗濯屋
ホーチミン、ホイアンそしてダナンにも洗濯屋が街中にいくつもあります。
値段は、重量性です。ホーチミンで50K/kg、ホイアンの高かった店で2日分1.5kgくらいで90K、ダナンでは重量がわかりませんが2日分2kg弱で30Kから35Kでした。
問題は全般的にすすぎがあまい事。衣類を洗濯屋から持って帰って来て部屋で袋から出すと部屋中に洗剤の匂いが充満するくらい。特にダナンの洗濯屋はひどかった。おかげで身体中が痒くなってしまいました。家に帰ってから全部洗い直したけれど、1回洗ったくらいではこの匂いが落ちない。1度水洗いしてから、洗剤入れて洗ってやっと匂いが薄くなる感じ。
次回行くときはどうするか。街中でコインランドリーは見当たらなかったので、自分で洗うなら洗濯機付きのサービスアパートメントでも探すしか無いか?それより洗濯屋に、金払うから、乾燥機に入れる前にもう一度洗剤入れずに洗濯機で洗ってくれというか。
路線バス
ちょっとしか乗ってないので、偉そうな事は言えませんが、乗ってみると面白いのでオススメです。
ホーチミンではホテル近くのバス停から空港まで乗っただけですが、1回5Kでした。その代わり荷物にも5K取られました。とりあえずバス停はありますが、バス停じゃない場所でも手を振ったら乗せてくれました。
ダナンのバスは結構乗りました。ホテルの横がバスの営業所だったのでTMF線が必ず止まります。コン市場などの街中や日本食街へ行くには便利です。料金は1回乗る毎に6Kです。30円。
ところが問題もあります。英語が全く通じない。切符売りのおばちゃんも運転手も。営業所は道路端のバス停ではないので、両方向のバスが止まります。だから、乗るときに行き先を確認しないといけないのですが、con Market なんて言っても通じない。スマホのGoogleマップ見せてココ!って感じです。バス停から乗る時も基本は同じ。
時刻表は無い様です。Googleマップの到着時刻は当てにならない。まあ、運行間隔ぐらいは把握出来ますけど。それを目安にジッと待つしかない。
細かいお金を用意しておかないといけない。100Kなんて出してもお釣りはもらえません。(…. と思う)1000ドン単位の札は別にして路線バス用に保管です。
ホテルについて
ホーチミン:ティエン トゥ ホテル(Thien Tu Hotel)
場所はBùi Viện(ブイビエン)通りから狭い路地を1本入ったところにあります。3泊で1,411K、1泊あたり2350円。このホテルのあたりはバックパッカーが泊まるところだとの事で、値段もそのようなレベルです。朝食の提供はありません。英語はある程度通じます。支払いは現金のみの為注意が必要です。
地理的には、ベンタイン市場に近く、他の観光スポットにも徒歩圏で、周りにコンビニもありとても便利な場所です。
部屋は値段にしてはゆったりめになっています。各部屋にテーブルと椅子が2脚あるので、レストランから持ち帰った食事を部屋で食べるのに苦労はありません。また、各階に階段・エレベーターホールを挟んで2部屋しか無いので他の部屋の騒音に悩まされる可能性は低いです。
一方で表通りのブイビエン通りはホーチミンでも随一の繁華街で、巨大なバーが立ち並んでいます。それらの店がそれぞれ夕方から競い合う様に大音量で音楽を流し、店先にお立ち台まで作って女や男が下手な踊りを踊っています。その大音量の重低音が建物間の空間を介してもホテルの部屋にまで響いて来ます。それも窓ではなく壁から伝わって来ます。この振動と言うか音と言うかが、毎晩午前3時過ぎまで続きました。
ホイアン:Threeway Riverside Villa
場所はホイアン中心部の西の外れにあります。でも、ホイアン旧市街やナイトマーケットへは楽勝の徒歩圏です。家族経営の小さなホテルです。3泊で2,068K、1泊3,500円弱です。英語はだいたい通じます。支払いにカードは使えますが、3.5%手数料が乗ります。ホーチミンやダナンのレートの良い店で両替してから来た方が良いと思います。
泊まった部屋は角部屋でガラス張りの2面採光で明るく良かったですが、外の音はまる聞こえです。booking.com には防音と書いてあるようですが、何かの間違えか、防音の定義がおかしい。部屋に二人で食事が出来るテーブルが無いので、持ち帰ったものを食べるのには向きません。
お湯がすぐに出なくなる欠点があります。出来るだけ夕方にシャワーを浴びてシャンプー等も済ませ、寝る前は軽く浴びる程度にすればなんとかなります。朝も湯が出ませんでした。
朝食は付いていますが、ベトナム料理の麺類以外には大したものは出ないです。コーヒー紅茶は、おせいじにもマトモとは言えない。近所にシャれたカフェも無いので、旧市街に観光に行った時にベトナム珈琲を飲みましょう。
ダナン:DS La Belle Vie Hotel & Suite
場所はダナン市内ハン川西岸北部の端にあります。日本食レストランが多いNguyễn Chí Thanh 通りまで歩いて20分ほどです。市内中心部へはバスかタクシー又はGrab で行くことになります。6泊で4,385K、1泊3,600円強です。支払いにクレジットカードは使えます。ただ、料金は驚きの前払いでした。
このホテルは取り立てて悪い所は無いですが、レセプションでも特定のスタッフがいる時以外、英語は通じません。何か尋ねたりする事はもちろん、ペットボトルの水を追加でもらうのも一苦労します。但し、ベトナムはほとんどそのような状況です。
部屋にはシンクと電気コンロの付いたミニキッチンやテーブルに椅子もあるので、持ち帰りした食事を食べるのには好都合です。ただし、キッチンと言っても、電気コンロはあるのに電子レンジも鍋もありません。