8月23日 火曜日

いつもですが、ホテルの予約時に朝食無しにしました。
ホテルの朝食は高いという事もありますが、周りのローカルな朝食が食べたいというのが理由です。しかし、5泊もするので一度ぐらいホテルで食べてあげようという事になりました。でも、二人で500バーツします。昼食を軽く済ませられるように、おなか一杯食べました。でも、オムレツ2つは卵の食べすぎかも。

前日にホテルのレセプションでホテル直属のトラベルエージェントは無いか聞いたら、外に出てホテル敷地内の道路沿いにある旅行案内所を紹介されました。街中の案内所は詐欺まがいのひどい所があるので気を付けるようにと色々なサイトに書いてあったので、ホテルで予約するのが安心と思いました。
そこで、朝食後に行ってみると誰もいません。隣の両替屋のおばさんに聞くと「昼からしか来ない」との事。ホテルのレセプションでもう一度たずねると、道を反対方向に行くとすぐにもう1軒あると。その案内所に行ってみました。そこは店というより屋台みたいな感じで、旅行案内所というよりカウンターだけの飲み屋のようでした。おまけにカウンターの中に怪しげなオヤジがひとり、屋台?の周りをこれまた怪しげなオヤジたちが3-4人たむろしてお茶を飲みながら談笑していました。ホテルで紹介されなかったら絶対近づかない雰囲気。

最初は別件でランドリー(プーケットではどこでも1kg50バーツで洗って干してきれいにたたんでくれます)を今頼むと、いつ出来上がるか聞きました。とても親切で人なつっこい感じがしたので、「よしっ!」と思い、タクシー観光の交渉を始めました。本業の話を始めてわかったのは、周りでたむろしていたオヤジたちはタクシーやトゥクトゥクの運転手のようでした。タクシー運転手の面前で店のおやじと「こことここを回ってメインはタイガーパーク」と伝え、「じゃあ3-4時間で1500バーツね」と話はとんとん拍子で決まりました。

早速、運転手の車に乗り込みいざ出発。
最初はタイガーパークまでの道沿いにあるカロンビューポイントへ。駐車場には既に車が沢山泊まっています。なかなか有名な観光ポイントのようです。確かに人もたくさんいました。

カロンビューポイントからカロンとカタのビーチを望む

次に本命のタイガーパークへ向かいました。
実はトラと触れ合う(触って写真を撮るなど)目的で、タイガーキングダムへ行こうと言い出したのは妻でした。僕は、そんなでっかいトラのオリに入って何かあったら大変!ちょっと怖いな~と思っていました。そうしたらトラの赤ちゃんと遊ぶコースもあるとの事。赤ちゃんなら間違ってもこちらが餌になる事は無さそうで安心です。
さて、プーケットにはトラと遊べる施設がタイガーキングダムとタイガーパークの2つあります。
古くからあるタイガーキングダムが有名です。地元の旅行案内所やタクシードライバーはみんなタイガーと言うと、キングダムの事しか言いませんでした。
ところが、残念なことにキングダムは自身のWebサイトで、今は赤ちゃんトラが居ないと公表していました。とても正直で良いと思います。
そこで、キングダムではなく最近タイ・パタヤの施設の支店として開業した新興のタイガーパークの方に行くこととしました。そこにはかわいい赤ちゃんトラが2頭もいるそうです。
あとは“百聞は一見に如かず”、下の写真を見てください。

生後40日の双子の赤ちゃん
左側の子はお昼寝中だったのか少々眠たいようです
大きな子猫をあやす感じで遊んでもらいました

タイガーパークの後は、Big Buddha(大仏さん)に行きました。
これもいつも思う事ですが、東南アジアの仏像を見ても日本のそれのような荘厳さというか“ありがたさ”を感じられないのは日本人の自分だけでしょうか?

階段を登った丘の上におられます。鎌倉大仏の3倍強の高さ45mだそうです。

最後にもう一つのプーケット観光名所、ワット チャロン(チャロン寺院、シャロンと書かれている事も)へ行きました。
実は私たち夫婦は観光名所としての寺社仏閣めぐりは得意ではなく、現役時代は毎年スイスに行っていたほどの“山と湖”派です。でもせっかくプーケットに来てタクシー借り切って観光するので、近隣の有名どころを眺めておこうと言うわけです。

こちらが寺院の本殿
ブッダの骨の断片を収容する仏塔高さ60メートル、3階建て

タクシーでホテルに戻り部屋でのんびり。
朝ごはんをタップリ食べたので、遅い昼食はビールとつまみ類のスナック菓子で済ませました。例の大きなジャグジーに湯をはって、先日KLのドンドンドンキで買った日本の名湯入浴剤を入れて入りました。さすがにジャグジーをONにして入ると、入浴剤のおかげか良く温まって、いつまでたっても汗が止まらず、あとでもう一度汗を流しに入る事に。イポーでは毎晩近所の温泉につかっていますが、海を眺めながらのお風呂はまた格別ですね。

夕食は歩いて10分くらいの地元食堂のようなタイ料理レストランから持ち帰り、ホテルのテラスでビールと共に頂きました。なかなか美味しかったです。

食べる所も基本は外
キッチンは屋外、まるで屋台
メニューはこれ、一応タイ料理しか無いようでした。

ここで、一つ面白いことを発見しました。
パトンビーチ(プーケットでも最大級の繁華街)の街中で純粋なタイ料理屋を探しても見つからない。ほとんどのレストランは、「タイ料理&○○料理」と書いてあって○○の中にインド、イタリア、トルコ、ドイツなどが入ります。歩けど歩けど純粋なタイ料理の店(の看板)が見つかりません。Google Mapを頼りに行きついたのが全く街はずれの上の店でした。(疲れた…)
もう一つ不思議なのは、あんなに大勢ロシア人がいたはずなのに、何故かロシア料理店は見かけませんでした。

持ち帰った料理は4品で400バーツ。味も良く価格もリーズナブルです。ホテルのテラスで潮騒を聞きながら、ビールと共に楽しく美味しく頂きました。

4品で400バーツでした
ビールと一緒にとても美味しく頂きました