ノイハウスって?

スイス、インターラーケン(Interlaken)郊外、トゥーン湖(Thunersee)の湖畔にある小さなホテルです。

ゼンガー (Zenger) 、リッチャード (Ritschard) 両ファミリーにて営まれているとても家族的なホテルです。ホテルやレストランのスタッフもとても親切です。
でもそれだけだはありません。レストランが素敵で料理がとても美味しいのです。レストラン・ノイハウスはインターラーケンでも結構有名で、週末やハイシーズンは予約が必要なぐらい人気があります。もちろん、2食付き (half board) の宿泊客にはちゃんとテーブルが用意されます。ご心配なく!

1987年からここに泊まるようになって、かれこれ40年近くになります。最初に泊まったとき、6ヶ月だった長男は、37歳になります。宿泊総数は、244になってしまいました。最初の頃は典型的な日本人観光客をしていましたが、2005年頃からは、主にハイキングをして過ごしています。

そんなレストラン・ノイハウスも、とても良かったドイツ人シェフが辞めてしまって以降(オーナーによるとタイ人の女性とタイに行ってしまったと言う話)料理の味に今ひとつの感じがしていました。そのせいか、お客さんも減った様な!でも、2022年に新しいシェフが来ました。グリンデルワルトの5つ星ホテル・シュヴァイツァーホフから招いたオーストリア人シェフです。2022年は、新しいシェフになったのは、我々が帰ってからなので何も変わりませんでしたが、2023年の料理は大違いです。サラダさえ美味しくなったと思います。ぜひお試しください。

また、以前はスイス中の鉄道を見せるだけで無制限に乗れるスイスパス(名称はコロコロ変わります)を購入して日帰りの範囲で長距離移動をしていました。ところがここ10年くらいはこのパスを買わずに、ずっと安い半額パスを購入するようにしています。そして主に近隣のハイキングコース、遠くてもベルン州内で移動しています。チケットは列車に乗る度に購入します。その為にスイス国鉄(SBB)のモバイルアプリでチケットを購入しています。

なお、ノイハウスをはじめとするインターラーケン地域のホテルに泊まると、地域内のバスと遊覧船に自由に乗れるパスが無料でもらえます。このパスと前述の半額パスを組み合わせる事で、近隣のハイキングコースのスタート地点や観光ポイントへ結構安く行く事が出来ます。

のんびりした静かな湖畔ですが、意外と不便ではないノイハウス

ノイハウスの場所は、インターラーケンの街からは離れていますが、Interlaken West駅から21番のバスでたった6分です。バスは、30分に1本しか走っていませんが、主な列車の出発が30分おきの為、なんら不便を感じません。その上、ノイハウスにはツーン湖を行き来する観光船の船着き場がありますので、インターラーケンはもとよりシュピエーツ (Spiez) 、ツーン (Thun) 等へ時間はかかりますが優雅な船旅を楽しむことができます。我々もよくインターラーケンから船で帰ってくることがあります。

ノイハウスの前の船着場には遊覧船が停まります。インターラーケン行きとシュピエーツ、ツーン方面行きです。ホテルに宿泊すれば、インターラーケン間は無料パスがもらえます。
インターラーケンからの船から眺めるノイハウス。

また、ツェルマット (Zermatt) を代表するヴァリス (Wallis) 地方へ行くのが楽になりました。2007年に開通した新しいトンネルで、Zermattなどのへの玄関口にあたるフィスプ (Visp) までのアクセスが非常によくなりました。宿からSpiezまでは以前と同じですが、今はSpiezを出るとすぐにトンネルに入り、Gemmipassの下をあっという間に通って、Vispに着いてしまいます。30分程度しかかかりません。そのうえ、Vispは以前の折り返し駅だったBrigよりZermattに近いのでここでも時間が短くなっています。おかげで、Zermattのあたりをゆっくりハイキングしても夕食に間に合います。

ノイハウスから私たちがよく出かけるお気に入りの場所や人気の観光地をリストアップしました。しっかり朝食を食べてから出かけて、夕食までに十分戻ってこられる場所です。

これがノイハウスのOld Building
(2009年撮影)
ノイハウスのバルコニーでのんびり。 (2008年撮影)
バルコニーでの昼食。 (2009年撮影)
ヤギものんびり。バッハアルプゼー(Bachalpsee)にて。
(1998年撮影)
この子達も今は全員社会人!!娘さん二人は建国記念日のディナーに浴衣を着て登場。「一緒に写真に写って!」の嵐でした。
ちなみに、娘さんたちは友人の、赤ん坊は借り物です。 (1998年撮影)