ツェルマットから登山電車で逆さマッターホルンに会う

以前は、InterlakenからZermattへ出かける場合、7:00からの朝食を早く済ましてホテル前を7:36のバスに飛び乗り、夕食に遅くならないように帰ってくるには、Zermattで2時間程度しか時間がありませんでした。 ところが、2007年に開通した新しいトンネルで、Zermattまでのアクセスが非常によくなりました。宿からSpiezまでは以前と同じですが、Spiezからとても速くなりました。以前は1時間以上かかってBrigまで行き、そこから戻るような形で登山電車でVisp経由でZermatt方面へ上っていました。 今は、Spiezを出るとすぐにトンネルに入り、Gemmipassの下をあっという間に超えて、Vispに着いてしまいます。30分程度しかかかりません。そのうえ、VispはBrigより大分Zermattに近いのでここでも時間が短くなっています。おかげで、Zermattのあたりをゆっくりハイキングしても夕食に間に合います。
例えばゴルナーグラート(Gornergrat)へ登る登山電車に乗り、一つ手前のローテンボーデン(Rotenboden)駅(2815m)で降りて、すぐそば、歩いて10分程度のリッフェルゼー(Riffelsee)(2757m)まで下ります。ここからは運がよいと湖に映る逆さマッターホルンが見られます。リッフェルゼーからリッフェルベルグ(Riffelberg)駅(2582m)まで1時間下ります。